2025年夏の全国高校野球選手権大会(阪神甲子園球場)は7日、大会第3日を迎え、夕方の部の1回戦2試合が行われた。午前の…
2025年夏の全国高校野球選手権大会(阪神甲子園球場)は7日、大会第3日を迎え、夕方の部の1回戦2試合が行われた。午前の部の2試合は中止となり、8日の夕方の部に組み込まれた。
この日最初の試合となった第3試合では、津田学園が延長12回タイブレークの末に、5対4で叡明(埼玉)にサヨナラ勝ちした。序盤は2対0とリードしていたが、3対3の同点で延長戦へ。10回は互いに無得点、11回は互いに1得点と、両者一歩も譲らない展開となり、12回表を無失点に抑えると、その裏に相手の失策でサヨナラ勝ち。プロも注目の左腕、桑山 晄太朗投手(3年)が138球、9安打4失点(自責3)の完投で、2019年以来6年ぶりの甲子園勝利をチームにもたらした。
試合開始が午後7時半となった第4試合では、広陵(広島)が旭川志峯(北北海道)に3対1の逆転勝ちを収め、3年連続の初戦突破。史上6校目の春夏通算甲子園80勝を達成した。0対1から敵失、犠牲フライ2本で逆転。先発の堀田 昂佑投手(3年)が、わずか3安打10三振の1失点完投で勝利を呼んだ。
この日勝利した両者は2回戦で対戦する。
大会第4日の8日も、午前の部と夕方の部に分かれ、1回戦4試合が予定されている。