第107回全国高校野球選手権大会(阪神甲子園球場)は8日、第4日を迎え、1回戦4試合が行われる。第1試合では、2年生スラ…
第107回全国高校野球選手権大会(阪神甲子園球場)は8日、第4日を迎え、1回戦4試合が行われる。第1試合では、2年生スラッガーコンビがセンバツ準V投手陣に挑む。
【大会第4日第1試合(8時00分)】
智弁和歌山(和歌山)-花巻東(岩手)
花巻東の「強力フルスイング打線」が夏の甲子園に戻ってきた。今センバツで強力打線を武器に8強まで勝ち進んだ。あのパワフルな打力がこの夏も炸裂するのか。
岩手大会ではチーム打率.395を誇った。中心を担うのは2年生のスラッガーコンビだ。昨夏甲子園で、1年生ながら4番に座った古城 大翔内野手(2年)と、今センバツでデビューした赤間 史弥外野手(2年)。この2人が4番、5番に座って、4割近いチーム打率をけん引した。
古城は打率.524をマークし、本塁打1本を放って、9打点はチームトップ。赤間は打率こそ.375だが、7打点は古城に次いでチーム2位。6四死球を選んで出塁率を高めた。
また、萬谷 堅心投手(2年)は、打者としても評価の高い二刀流。メジャーで活躍する大先輩の大谷 翔平、菊池 雄星が背負った背番号「17」を身にまとって甲子園に乗り込む。
投打に将来が楽しみな2年生がいる花巻東。センバツ準優勝で強力な投手陣を誇る智弁和歌山相手の打撃で、さらに評価を高めることができるか。