◇国内女子◇北海道meijiカップ 事前(7日)◇札幌国際CC島松コース(北海道)◇6642yd(パー72)ロイヤルポ…
◇国内女子◇北海道meijiカップ 事前(7日)◇札幌国際CC島松コース(北海道)◇6642yd(パー72)
ロイヤルポースコールの18番グリーン、山下美夢有は西郷真央から渡されたシャンパンを豪快に“ラッパ飲み”した。日本人ファンの胸も熱くなったこのシーン、当の本人は大変だったらしい。
「もう、なんかノドが焼けそうになりました。普段、お酒飲まへんのに勢いで結構バーンと飲んじゃって…。酔っぱらいはしなかったですけど、ノドが痛すぎて…」。苦笑いで明かした舞台裏も、快挙を彩る大切な思い出だ。「もう、メチャクチャ最高です」。次はちょっとだけノドを労わりながら、あの快感を何度でも味わいたいと願う。
すぐに帰国し、興奮が冷めないまま今季初の日本ツアーに臨む。一時帰国も1カ月ぶりで、日本食を楽しみにしていたはずが、最初に食べたのは韓国料理だったと笑う。「辛すぎて、ちょっとお腹が痛くなりました」と笑わせるサービス精神は、最高峰のメジャーを勝ってからも変わらない。
クラブを握れば、やはり勝負師の顔になる。開幕2日前の夜に北海道入りし、初めてとなる札幌国際CC島松コースと対峙。改めて感じる日米の芝質の違いだけでなく、林でセパレートされた狭いフェアウェイは雨でたっぷりと水分を含み、ラフは粘っこさもある。母国でありながら、次々とアジャストを試される状況で、頼りになるのはメジャーを制した自らのストロングスタイルだ。「やっぱり精度が試される。その辺がしっかりしないと、優勝には届かないのかなと思う」
試行錯誤を重ねてメジャーを獲ったクラブセッティングは、特に変えることなく臨むつもり。その上で「球の飛び方があまり良くないというか、スイング自体もちょっと細かいんですけど、思い通りのスイングじゃないなって感じなので」と言った。コーチである父・勝臣さんともコミュニケーションを重ねて勝ちにいく姿勢からにじむ本気モード。今週も結果で日本のファンを喜ばせる。(北海道北広島市/亀山泰宏)