現地8月3日、ベルギー1部リーグ第2節が行われ、シントトロイデンは敵地でシャルルロワと対戦。1−1の引き分けに終わった…
現地8月3日、ベルギー1部リーグ第2節が行われ、シントトロイデンは敵地でシャルルロワと対戦。1−1の引き分けに終わった、その試合で起きた“まさかのアクシデント”が話題となっている。
そのアクシデントを起こしたのは、今夏に加入した23歳の日本人DF畑大雅。市立船橋高校から2017年に湘南ベルマーレ入りした攻撃型サイドバックで、「音速」とも称される圧巻のスピードとスタミナを武器に出場機会を増やし、2024年にリーグ戦30試合に出場して4得点5アシストとブレイク。そして、海外初挑戦のシーズンで、左サイドバックとして開幕から2試合連続のスタメンでピッチに立った。
試合はシントトロイデンのペースで進み、前半21分に伊藤涼太郎のダイレクトスルーパスに抜け出した山本理仁が倒されて得たPKを伊藤が決めて先制する。その後の同32分だった。
中盤左サイドでボールを受けた畑が、中央の山本へパスを送るもつながらず。その際にシャルルロワの右サイドバックのジャン・ロゲリの激しいプレスを受け、アフター気味に足へタックルを受けた。
倒された畑は、左足を押さえたままサイドラインの外へ転がると、ちょうどテクニカルエリアの前に出ていたリック・デミルと激突。畑が両方の足裏を向けての“悪質タックル”で相手監督を削る形となった。
■「いや、これは、監督後退りしよw」
この珍しいアクシデントのシーンを、シントトロイデンの公式エックス(旧ツイッター)が「プレー中のアクシデント」「畑大雅選手、転倒の際に相手監督と接触 DAZNベルギーの公式インスタグラムでも紹介されました」として紹介すると、SNS上には次のようなコメントが寄せられた。
「相手の監督を削るとか(笑)」
「ごめんだけど、笑ってしまったw」
「相手監督もびっくり」
「いや、これは、監督後退りしよw」
「相手の監督削っちゃうとかオレかよ」
このアクシデントの後、前半41分にGK小久保玲央ブライアンのミスから同点に追いつかれたシントトロイデンは、後半20分に相手選手が2枚目のイエローで退場。数的有利となりながらも、勝ち越すことができずに悔しいドローとなった。
それでも開幕戦で勝利を収めたシントトロイデンの滑り出しは悪くない。今回は“珍しいアクシデント”によって取り上げられた畑だが、今度は「ベルギー初ゴール」の話題を提供してほしい。