(第107回全国高校野球選手権大会1回戦 第4日〈8日〉の見どころ)■(1)智弁和歌山(和歌山)―花巻東(岩手) 選抜…
(第107回全国高校野球選手権大会1回戦 第4日〈8日〉の見どころ)
■(1)智弁和歌山(和歌山)―花巻東(岩手)
選抜準優勝の智弁和歌山はエース渡辺、春以降の成長著しい最速152キロの宮口の二枚看板に安定感がある。選抜8強の花巻東はチーム打率が約4割と活発だ。新田、古城、赤間の中軸が自慢の長打力で勢いづけたい。(球審=吉岡、塁審=鈴木、田中、大城)
■(2)東洋大姫路(兵庫)―済美(愛媛)
東洋大姫路は兵庫大会2本塁打の高畑、打率6割8分の白鳥ら1試合平均7・4点の打線が強力だ。木下、けが明けの阪下らがそろう投手陣も厚い。済美はエース梅原がコースを丹念に突き、長打を許さず粘れるか。(球審=前坂、塁審=北田、板原、安藤)
■(3)横浜(神奈川)―敦賀気比(福井)
春夏連覇を目指す横浜に挑む敦賀気比は、チーム打率3割9分7厘と打線が活発。俊足の岡部と河村の1、2番から厚い投手層を誇る相手を翻弄(ほんろう)したい。横浜は、本調子ではないエース奥村頼の起用法に注目。(球審=高田、塁審=今井、冨川、野瀬)
■(4)高知中央(高知)―綾羽(滋賀)
「投」の高知中央か「打」の綾羽か。高知中央は制球の良いエース松浦、最速151キロ右腕の堅田もスタミナ十分。初出場の綾羽は打率5割超、2本塁打の4番山本を軸に切れ目のない打線でたたみかけたい。(球審=大上、塁審=乗金、川崎、前田、外審=清水、米田)