大谷がメジャー史上初のレア記録を達成も試合には敗れた(C)Getty Images ドジャースの大谷翔平が現地時間8月6…

大谷がメジャー史上初のレア記録を達成も試合には敗れた(C)Getty Images

 ドジャースの大谷翔平が現地時間8月6日、本拠地でのカージナルス戦に「1番・投手兼DH」で先発出場。1点を追う3回一死二塁の第2打席で相手の先発左腕マシュー・リベラトレから10試合ぶりとなる一時逆転となる39号2ランを放った。

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 投げては4回2安打1失点8奪三振と好投。最速101.1マイル(約162.7キロ)を計測するなど、今季最長4イニングを投げ切った。

 米データ会社『OptaSTATS』はXで「1920年に打点が公式になって以降、ショウヘイ・オオタニはMLBで唯一以下の記録を達成した選手だ」と紹介しており、本塁打を放ち、8つの三振を奪い、打点が失点より多く、四球が与四球より多いメジャー史上初の選手となった。

 この日、大谷は打者として1本塁打2打点1四球、投手として1失点無四球8奪三振だったため、この“レアな記録”に該当したことになる。

 ただ、そんな大谷の活躍とは比例せず、チームは終盤8回に逆転を許し、同データ会社は「ドジャースはそれでも試合に敗れた」と綴った。大谷がエンゼルス在籍時にも多かった「なおエ」と同じく、「なおド」(なお、ドジャースは敗れた)の結果に終わってしまった。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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