第107回全国高校野球選手権大会に岐阜代表として出場する県岐阜商は6日、大阪府貝塚市の球場で紅白戦に臨み、本番さながら…

 第107回全国高校野球選手権大会に岐阜代表として出場する県岐阜商は6日、大阪府貝塚市の球場で紅白戦に臨み、本番さながらの力強い投球や鋭い打球を披露した。

 チームは1日に大阪入りし、宿舎を拠点に各地で練習を続けている。この日は2チームに分かれて実戦形式の紅白戦に。今津翔太投手(3年)や和田聖也投手(2年)が登板。味方打線と真剣勝負を繰り広げた。

 試合後、和田投手は「久しぶりの実戦で少し甘く入ってしまったので、修正して本番を迎えたい」と語った。中下絢太捕手(3年)は「実戦の球を見られて良かったです。チームも明るくやれています」と話した。

 藤井潤作監督は「いい打球が多く、変わらずバットは振れている。みんな(大阪の生活に)慣れてきて、元気が戻ってきました」と話していた。

 県岐阜商は大会第6日の第1試合で山形代表の日大山形と対戦する。試合開始は10日午前8時の予定だ。(高原敦)