第107回全国高校野球選手権大会(阪神甲子園球場)は7日、第3日を迎え、午前の部が中止となり、午後の部で1回戦2試合が行…
第107回全国高校野球選手権大会(阪神甲子園球場)は7日、第3日を迎え、午前の部が中止となり、午後の部で1回戦2試合が行われる。第4試合では、1年夏から甲子園を知る右腕と、2年生中心の打線の対決が軸となる。
【大会第3日第4試合(18時45分)】
旭川志峯(北北海道)-広陵(広島)
広陵の背番号1・堀田 昂佑投手(3年)は、1年夏から甲子園を知る。23年夏から3季連続で甲子園に出場。エースへの成長のために「英才教育」を受けてきた。昨年秋、2回戦で敗れ今年のセンバツ出場を逃したが、この夏にしっかりリベンジ。広島大会では「10」だった背番号も「1」となり、責任感をさらにアップさせた。最速145キロの速球と落ちる球を武器に、広島大会では5試合31回を投げ3失点と成長した姿を見せている。最後の夏、聖地で集大成の投球を披露してくれそうだ。
対する旭川志峯は打線を引っ張る3、4番のバットがカギが握る。3番の億貞 壮汰内野手(2年)は、北北海道大会でチームトップの11安打を放って打率.423を誇った。4番の松本 琉葦捕手(2年)はチームトップの8打点をマーク。甲子園出場の立役者にもなった。この2人を含め、2年生4人がレギュラーに名を連ねる。
経験豊富な右腕か、勢いつく2年生のバットか。甲子園で結果を残すのはどちらになるのか。