全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は6日、鳥取県八頭町でホッケー男子の決勝が行われ、横田(島根)が沼宮内(岩…
全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は6日、鳥取県八頭町でホッケー男子の決勝が行われ、横田(島根)が沼宮内(岩手)を1―1からのシュートアウト(SO)戦の末に破り、2年連続9度目の優勝を飾った。
0―0で迎えた最終第4クオーターの開始早々。好機を生かし切れずにいた横田が先制を許した。残り時間は10分余り。それでも主将のMF古沢 知宙(3年)は「慌てず行こう」と仲間に声をかけた。昨年の決勝も先行を許しながら逆転し、頂点をつかんでいた。チームに焦りはなかった。
その6分後、ペナルティーコーナーからボールはMF渡部温寛(3年)へ。相手DF1人をかわすと、すぐ2人に囲まれたが、倒れ込みながら放ったシュートがネットを揺らした。「最後は気持ちで押し込んだ」と渡部。サッカーのPK戦にあたるシュートアウト(SO)戦に持ち込み、4―2で2連覇を決めると歓喜の輪が広がった。
古沢も渡部も、昨年の決勝に出場していた。「前を向いて攻め続ければ、必ず勝利につながると信じていた」と古沢。経験がしっかり息づくチームには、王者の風格が漂っていた。(藤井竜太郎)