6回無失点の好投でプロ初先発初勝利を挙げた巨人・森田駿哉(C)産経新聞社 巨人は8月6日のヤクルト戦(東京ドーム)に2-…

6回無失点の好投でプロ初先発初勝利を挙げた巨人・森田駿哉(C)産経新聞社
巨人は8月6日のヤクルト戦(東京ドーム)に2-0で快勝。プロ初先発の28歳サウスポー・森田駿哉が6回2安打無失点の力投。嬉しいプロ1勝を手にして、チームを3連勝、勝率5割復帰に導いた。
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白い歯がこぼれた。最終回を締めた守護神のライデル・マルティネスから手渡されたウイニングボールを、森田は大事そうにユニホームの右後ろのポケットにしまい込んだ。
踏ん張った。初回先頭のファーストへのゴロを、大城卓三がいきなりトンネル。送りバントで1死二塁のピンチを背負ったが、3番・内山壮真をフォークで、4番・村上宗隆をスライダーで連続三振に斬ってとった。
悪夢を繰り返さなかった。森田は7月31日の中日戦(バンテリン)の延長10回からプロ初登板。初球を右翼ライン際の力ないフライに打ち取ったが、これを二塁手・湯浅大がのけぞりながら落球。味方の拙守をきっかけに1死満塁のピンチを背負うと、最後はジェイソン・ボスラーにサヨナラの犠牲フライを浴び、自責点0ながら初黒星が付いた。先頭打者の失策による出塁は共通点だったが、この日は失点を許さなかった。
お立ち台でのヒーローインタビュー。「昨年は何もできなっかたので、今年は…と思って。ここでしっかり一つ結果を出せて良かったです」と胸をなで下ろした。2023年のドラフト会議で巨人から2位指名を受け、26歳で入団。昨年4月の左肘手術を経て、ようやくたどり着いた舞台で輝きを放った。
今回は先発投手陣に負傷者が出ての抜てきだった。「まさかこんなに早くチャンスもらえると思ってなかったので、不安もあったんですけど、(先発に)指名していただいたんで、結果を出したいなと思い、準備することができた」。両親も観戦に訪れたマウンドで、ローテーションの穴を埋めてみせた。
試合を中継した『BS日テレ』のインタビューに応じた阿部慎之助監督は森田を「素晴らしいピッチングでした」と絶賛した上で、「次回も先発?もちろんこうしてチャンス掴んでくれたし、次もいってもらいたいと思います」と明かした。28歳でつかんだプロ初先発、そして初勝利。苦労人左腕は結果で存在感を示し、次のステップへと踏み出した。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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