シュワーバーが驚異的なペースで本塁打を量産している(C)Getty Images ドジャースの大谷翔平が独走状態に入るか…

シュワーバーが驚異的なペースで本塁打を量産している(C)Getty Images
ドジャースの大谷翔平が独走状態に入るかと思われたナ・リーグのMVP争いだが、後半戦に入り、新たな局面を迎えている。その中で特に注目なのは、フィリーズのカイル・シュワーバーだ。7月以降、驚異的なペースで本塁打を量産しており、直近17試合で10本塁打を放つ好調ぶり。その結果、本塁打数と打点で2冠トップに立っている。
こうした現状を受け、現地時間8月5日、米ポッドキャスト番組『The Dan Patrick Show』でホストを務める元スポーツキャスターのダン・パトリック氏は、「オオタニがナ・リーグMVPの最有力候補、カブスのピート・クロウ=アームストロングが2番人気だが、シュワーバーもMVPの議論に加わるべきだ」と主張した。
今季成績を比較してみよう。まず大谷は、打者として打率.276(リーグ20位)、38本塁打(同2位)、73打点(同8位タイ)、OPS.981(同1位)を記録し、投手としても7登板、12イニングで防御率2.40、17奪三振と活躍。一方でシュワーバーは、打率.258(同40位)、40本塁打(同1位)、94打点(同1位)、OPS.973(同2位)をマークしている。
これらの数字を踏まえたダン・パトリック氏は、「シュワーバーを『本塁打だけ』と考えてしまいがちだ」「ただ、価値という点で見れば、彼も議論に入るべきだ」と強調。「オオタニが投打二刀流で優位かもしれないが、打撃成績のいくつかでは、彼の方が上」「候補の一人として認められるべきだ」とフィリーズの主砲を評価していた。
依然として大谷優位の論調が強いものの、シュワーバーがその差を縮めているのは間違いない。激しさを増してきたナ・リーグのMVP争いだが、果たして残りのシーズンは、どんなドラマが待っているのか。今後も彼らの戦いぶりに注目だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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