プロ注目の怪腕・吉田 大輝投手(金足農)は2年連続で初戦敗退となった。 5回裏、リリーフで登場すると、スタンドは大歓声に…
プロ注目の怪腕・吉田 大輝投手(金足農)は2年連続で初戦敗退となった。
5回裏、リリーフで登場すると、スタンドは大歓声に包まれた。初球の143キロのストレートで打ち取ると、
6回以降も最速147キロのストレート、スライダー、チェンジアップで勝負。しかし7回裏、甘く入ったチェンジアップを打たれ、決勝の適時打を浴びた。8回裏は無失点に抑えたが、0対1で敗れた。この日は3.1回を投げ、51球、被安打4、2奪三振という結果だった。
7月31日、大阪入りした練習のキャッチボール時に膝に違和感を感じ、投球を回避。治療に努めたが、先発には間に合わなかった。
「初戦に間に合わせることができず、本当にチームに迷惑をかけて申し訳わけないことをしました。負けるのはいつも自分が打たれて負けてしまい申し訳ない気持ちでいっぱいです」と涙を拭った。
「次のステージでもしっかりと実力を磨いていきたい」と語ったが、プロ志望届の提出の有無など具体的な進路については明言しなかった。