ロブレスキーの存在はドジャースに欠かせないようだ(C)Getty Images ドジャースは夏のトレード期限までにいわゆ…

ロブレスキーの存在はドジャースに欠かせないようだ(C)Getty Images
ドジャースは夏のトレード期限までにいわゆる“大物”と呼ばれる選手を獲得することはなかった。
ドジャース専門メディア『Dodgers Way』は、「わずかな補強はあったものの、獲得可能なビッグネームを何人か逃した」と指摘。外野手では、交渉を行ったとされるガーディアンズのスティーブン・クワンは残留し、獲得失敗に終わっている。
投手陣の補強に関しても、ライバル球団のパドレスがアスレチックスの守護神メーソン・ミラーと先発左腕のJP・シアーズを獲得する大型補強を行った中、ドジャースはツインズのリリーバーだったブロック・スチュアートを獲得した程度で、大きな補強は見受けられなかった。
記事では、ドジャースのトレード期限までの動きについて「期限までに多くの動きを見せてスーパースターを獲得していれば良かったはずだが、動きがなかった理由の一つに、チームが所属選手の中であまり注目されていない選手に信頼を置いていたことにある」と記している。
同メディアは「その選手の一人がジャスティン・ロブレスキーであり、彼は静かにチームの中で最も重要な投手の一人になりつつある」と伝えている。
ロブレスキーは現地時間8月1日のレイズ戦で、クレイトン・カーショーの後を受けて2番手で登板。3回1安打無失点5奪三振と完璧な投球を見せた。苦しい投手事情の中で、先発もでき、リリーフで複数イニングを投げることができる25歳左腕の存在は大きい。
今季は現地時間4月8日のナショナルズ戦に先発して5回8失点で敗戦投手になったが、「その後は素晴らしい活躍を見せ、40イニングで防御率2.70を記録している」 と称えた。
記事では「ドジャースが残りのシーズンを乗り切る上で、彼の存在が極めて重要になるだろう。彼はあまり知られていないかもしれないが、シーズンの終わりまでにドジャースで最も重要な選手の一人になる可能性がある」と、ドジャース投手陣の貴重な存在であることを強調していた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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