トレード移籍のメイが心境を告白している(C)Getty Images ドジャースはトレード期限直前にダスティン・メイをレ…

トレード移籍のメイが心境を告白している(C)Getty Images
ドジャースはトレード期限直前にダスティン・メイをレッドソックスに放出し、有望株のジェームズ・ティブス3世とザック・エアハードを獲得した。
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ドジャース専門メディア『Dodgers Way』は、「ドジャースは、6番手先発投手の選択肢としてメイとエメット・シーハンの2人を検討した結果、シーズン残り期間を通してシーハンの方がより有望だと判断した」と記した。
記事では「メイをトレードに出したのには、現実的な理由がいくつもあった」とし、「彼は今オフにフリーエージェントになるため、ドジャースはメイが去る前に、彼から将来的な価値をできるだけ多く引き出すべきだと考えたのだろう」と指摘。そして、ブランドン・ゴメスGMがメイと話し合いを行った結果、メイが先発起用を希望しているためにチャンスを与えたという。
しかし、米メディア『MassLive』のクリス・コティロ記者によれば、メイは「ちょっと追い出された感じだった。あのチームにはかなりの選手がいたから」と語ったといい、先発を希望したとはいえ、メイのドジャースに抱いた感情は複雑なものだったようだ。
同メディアは「メイは、ドジャースがチームでの在籍年数を考慮してもう少し敬意を払ってくれることを期待していたかもしれないが、数字はそうした期待を裏づけてはいない。彼はドジャースでの6シーズンで、慢性的なケガのために295回2/3イニングしか投げておらず、先発投手としての防御率も問題だ」と、厳しい見解を示した。
今後、ドジャースはブレイク・スネルが復帰し、大谷翔平も投手として完全復活を目指している状況を踏まえ、先発陣は続々と揃いつつあるとした上で、「誰かがチームを去らなければならない。彼は先発投手を希望していたため、ボストンで先発投手を務めることになる。ドジャースも適切なタイミングでトレードを行ったため、非難されるべきではない」と、ドジャースがメイを放出した決断は正しかったと伝えている。
果たして、ベッツのバットから快音が聞こえる日はいつになるのか。その行方を興味深く見守りたい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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