<第107回全国高校野球選手権大会:開星6×ー5宮崎商>◇6日◇1回戦◇甲子園 開星が14年ぶりとなる夏の甲子園1勝を挙…

<第107回全国高校野球選手権大会:開星6×ー5宮崎商>◇6日◇1回戦◇甲子園

 開星が14年ぶりとなる夏の甲子園1勝を挙げた。試合後、指揮を執る野々村 直通監督は「今年は粘り強い魂のあるチーム。甲子園で接戦をものにできたことは本当に大きい」と喜びの声を口にした。

 宮崎商に2度追い付かれ延長タイブレークに入った。迎えた10回表、持田 聖純投手(3年)が三振と併殺打でゼロに抑えたると、その裏の攻撃では前田 翔太外野手(3年)がサヨナラ犠飛を放って試合を決めた。

 タイブレークの激闘を制した指揮官は「子供たちが一生懸命練習していたので、任せたのがうまくはまってくれた。本当に感謝しています」と感謝した。さらには殊勲打を放った前田にも「気持ちでもっていってくれた。3年間一番練習する生徒だった。最後は意地であそこまで距離を出してくれた」と称えていた。