ドジャースは夏のトレード期限までにクワンを獲得できなかった(C)Getty Images ドジャースが7月31日のトレー…

ドジャースは夏のトレード期限までにクワンを獲得できなかった(C)Getty Images
ドジャースが7月31日のトレード期限までにツインズのスティーブン・クワンを獲得できなかったことは驚くべき点だったと、米紙『USA Today』のボブ・ナイチンゲール記者が伝えている。
ドジャース専門メディア『Dodgers Way』は同記者の報道に触れ、「彼らはガーディアンズの外野手スティーブン・クワンを獲得しようと必死になっていた。マイケル・コンフォートの後任として完璧なフィットだと信じていたからだ。しかし、数時間に及ぶ交渉の末、手ぶらで終わった」と記し、「野球界の誰もがクワンを獲得できると思っていた」ものの、獲得交渉を行った末に失敗に終わったと綴った。
なぜなら「ガーディアンズはクワンのトレード条件を堅持したため、彼を獲得するのは困難だった」と説明している。
それでも、ドジャースはナショナルズから外野手のアレックス・コールを獲得。そして、同記者は「ダスティン・メイと引き換えにレッドソックスから外野手のジェームズ・ティブスを獲得したことを称賛した」という。
同記者によれば「ディブスはスター選手になる可能性があり、この取引はドジャースにとって掘り出し物になるかもしれない」と、ライバル球団の幹部たちも感じているという。
ただ、ドジャースが今オフに再度クワン獲得に動く可能性もある。記事では「その時も彼の移籍金はそれほど安くならないだろう」と、難航必至だが、獲得へ向けて再チャレンジする可能性を示唆した。
夏のトレード期限までの獲得には失敗したが、27歳の好打者を巡る動きにオフも注目が集まりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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