10月に行われる米女子ツアーの国別対抗戦「ハンファ・ライフプラス インターナショナルクラウン」(韓国・ニューコリアCC)…

日本代表は“最強布陣”で臨む

10月に行われる米女子ツアーの国別対抗戦「ハンファ・ライフプラス インターナショナルクラウン」(韓国・ニューコリアCC)の各国代表メンバーが決定した。

すでに6月「KPMG全米女子プロ選手権」終了後の世界ランキングをもとに、各国の上位4選手の合計順位によって上位7カ国の出場資格が決定。今回は「AIG女子オープン(全英女子)」終了後の世界ランクが基準となり、山下美夢有竹田麗央西郷真央古江彩佳の4人が日本代表に選出された。

全英女子の優勝によって自己最高の世界ランク6位まで浮上した山下は「クラウンは本当に目標にしていた大会。日本を代表してプレーすることを本当に楽しみにしています」とコメント。この2年以内にメジャーを制している3人に加え、昨季日本ツアー年間女王で米ツアー2勝の竹田も6月「全米女子オープン」2位など大舞台で結果を残している。まさに最強の顔ぶれとなった。

過去4大会すべてに出場している日本チームの最高位は2014年(宮里藍宮里美香横峯さくら比嘉真美子)の3位。古江、畑岡奈紗笹生優花渋野日向子がチームを組んだ前回23年大会は予選落ちだった。

大会はマッチプレーによるチーム戦で行われる。予選3日間はフォアボール形式で、各グループの上位2カ国が決勝に進む。最終日はシングルス1戦とフォアサム2戦による準決勝、決勝が行われる。

出場チーム

<米国>※カッコ内は世界ランキング
ネリー・コルダ(2)、エンジェル・イン(7)、ローレン・コフリン(14)、リリア・ヴ(19)

<日本>
山下美夢有(6)、竹田麗央(11)、西郷真央(12)、古江彩佳(21)

<韓国>
キム・ヒョージュ(8)、ユ・ヘラン(9)、コ・ジンヨン(16)、チェ・ヘジン(23)

<オーストラリア>
ミンジー・リー(4)、ハンナ・グリーン(15)、グレース・キム(27)、ステファニー・キリアコウ(35)

<タイ>
ジーノ・ティティクル(1)、アリヤ・ジュタヌガン(18)、シャネッティ・ワナセン(36)、パティ・タバタナキット(41)

<スウェーデン>
マヤ・スターク(13)、マデレーネ・サーストレム(31)、イングリッド・リンドブラッド(40)、リン・グラント(42)

<ワールドチーム>(未出場国の各大陸代表)
リディア・コー(3/ニュージーランド)、チャーリー・ハル(10/イングランド)、ブルック・ヘンダーソン(54/カナダ)、ウェイリン・スー(83/台湾)

<中国>
イン・ルオニン(5)、リン・シユ(77)※、チャン・ウェイウェイ(99)、リュー・ヤン(104)
※妊娠中のため欠場予定。補欠はルイシン・リュー(126)