第107回全国高校野球選手権大会の開会式が5日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場であり、東海大熊本星翔の選手20人が堂々と…
第107回全国高校野球選手権大会の開会式が5日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場であり、東海大熊本星翔の選手20人が堂々と入場行進した。
熊本大会の優勝旗を持った比嘉健太主将を先頭に、東海大熊本星翔は43番目に登場。手を大きく振ってグラウンドを回り、整列した。
最初は緊張した表情だった選手たちも、整列を終えるころには一様にほっとした表情に。チームで一番の「盛り上げ役」という樋上太河選手は行進中、「カメラ目線で行こうぜ」と冗談を飛ばして、みんなを笑いに包んだという。「気持ちよく歩けました」と振り返った。
初戦は10日午前10時半に開始予定の第2試合。全国最多の41回出場を誇る南北海道代表の北海と対戦する。この日も朝の練習で「相手は伝統のある手ごわいチーム。気持ちを引き締めていこう」と声を掛けあい、きびきびした動きのノックと打撃練習で、基本を再確認していた。(伊藤隆太郎)