5日に阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕した第107回全国高校野球選手権大会。宮崎大会で61年ぶりの連覇を果たした宮…
5日に阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕した第107回全国高校野球選手権大会。宮崎大会で61年ぶりの連覇を果たした宮崎商の選手たちが、憧れの舞台で堂々と行進した。
開会式は午後4時に始まった。前年度優勝校の京都国際を先頭に、北から代表校が紹介され、宮崎商は明豊(大分)に続いて登場。吉田圭吾選手(3年)のかけ声で足並みをそろえ、大きく腕を振ってグラウンドを1周した。
開会式後、水谷友哉主将(3年)は「この舞台に来たんだという実感がわいた。堂々と代表としてやってきたことをやるしかないという気持ちになった」と語った。
初めての夕方開催には「比較的涼しかった。風が吹いていた」。初戦に向け「いままでやってきたことをすべて出すだけ。甲子園の雰囲気にのまれないよう、しっかり全員野球で戦いたい」と意気込みを語った。
選手たちはこの日午前、兵庫県伊丹市内で練習した。6日の初戦と同じ時間帯。ノックには緊迫感が漂い、実戦形式の打撃練習に汗を流した。
島根代表の開星との初戦の試合開始は6日午前10時半の予定。(奥正光)