元厩務員の経歴を持つ敏腕記者・スポーツニッポン田井秀一氏が4日、netkeibaTV『前走から一変！ 好調馬体チョイ…

　元厩務員の経歴を持つ敏腕記者・スポーツニッポン田井秀一氏が4日、netkeibaTV『前走から一変！ 好調馬体チョイス』に出演。10日(日)に中京競馬場で行われるCBC賞(3歳上・GIII・芝1200m)出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説した。

　田井氏はインビンシブルパパ(牡4、美浦・伊藤大士厩舎)を1番手にピックアップ。「南半球生まれなので成長が半年遅れということを考慮すれば、前走の函館スプリントS(4着)は、3歳暮れに同斤量で古馬に挑戦したようなもの」とし、「初めての芝であれだけ善戦したのだから、まさに負けて強し」と高く評価した。

　続けて、「馬体はまさに欧州のスプリンターといったゴツさで筋肉量は相当。胸、腕、臀部と全ての筋肉群が丸みを帯びていてハイレベル。立体感も素晴らしい」と絶賛。「見るたびに筋肉が大きくなっていますしまだまだ成長途上」と述べ、「敗戦からの逆襲も容易に想像がつき、どのような負け方をしても“勝負付けが済んだ”とするのはしばらく危険」と力説した。芝2戦目で悲願の初タイトルへ。「美浦のWコースで1F10秒台を楽に出す脚力は優に重賞級だと思います」と期待をかけた。