5日、今年の甲子園開幕戦に登場した創成館が、小松大谷に3対1で勝利した。 投げてはエース右腕の森下 翔太投手(3年)が6…

5日、今年の甲子園開幕戦に登場した創成館が、小松大谷に3対1で勝利した。

 投げてはエース右腕の森下 翔太投手(3年)が6安打13奪三振1失点で完投。打っても2回に同点適時二塁打を放って初戦突破に大きく貢献した。

 チームの勝利とともに話題を呼んだのが、6回に代走で出場した八十島 太七(やそしま・たひち)内野手(3年)。珍しい名前に「名前が強すぎる」「初めて見る苗字だ」「八十島 太七…?明治維新の方…?」と反響を呼んでいる。

 また「太七」と書いて「たひち」と読む名前にも注目が集まり「かっけぇ名前だわ」「振り仮名無いと読めんこれは笑」といった声がよせられた。

 八十島という名字は富山県や石川県などにルーツを持ち、全国で1300人ほどと言われている。この試合では代走から出場すると8回には初球でバントを決めるなど、役割を全うしていた。

 チームは次戦に、2年連続4強入りを果たしている神村学園(鹿児島)と対戦。同校初となる夏の甲子園2勝を目指す。