超美技でドジャース撃破に貢献したヌートバー(C)Getty Images カージナルスのラーズ・ヌートバーが、2023年…

超美技でドジャース撃破に貢献したヌートバー(C)Getty Images

 カージナルスのラーズ・ヌートバーが、2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を彷彿させるスーパープレーで、ドジャース撃破の立役者となった。

【動画】ヌートバーが魅せた!スーパープレーでドジャースの勢いを止める

 現地時間8月4日の敵地ドジャース戦に「5番・右翼」で先発出場。1点リードの9回、大谷翔平の右前安打で無死一塁となった後、ムーキー・ベッツの右翼線への飛球に対して、猛然とダッシュ。30メートル以上を走りながら、最後はダイビングして捕球してみせた。

 仮にヒットになっていたら、同点、サヨナラのピンチが広がっていた場面だっただけに、値千金の美技だった。『NHK-BS』で解説を務めた小早川毅彦氏も「すごいプレーだ。ギリギリじゃないですか、地面」と驚きの声。大谷を慌てて一塁ベースへと戻し、チームは3-2で逃げ切った。

 この超ファインプレーに「WBC思い出すな」と回顧するファンが多数。ヌートバーは侍ジャパンのメンバーとして出場した2023年WBCの1次ラウンド・中国戦、韓国戦(ともに東京ドーム)で、2日連続のダイビングキャッチ。観衆と視聴者の心を鷲掴みにした。

 SNS上では「侍ジャパンのピンチを救ったファインプレーで大谷翔平の目の前に立ち塞がるの激アツ」「守備で流れを引き寄せる男、さすがヌートバ―」「タツジとんでもない大ファインプレー」などと、賛辞のコメントであふれた。

 さらには「井端監督がどう思うか分からない!しかし、ヌートバール選手は来年のWBC 侍ジャパンの重要な外野戦力だと思います!」「球際の強さ、また侍JAPANでお願いします!」「来年のWBCが楽しみ過ぎる」と来春のWBCでの活躍を期待する投稿も目立った。

 前回大会後から、侍ジャパン再選への意気込みを示してきたヌートバー。一球への執念は、2年前に日本中を沸かせた姿そのものだった。再び日の丸を背負い、躍動する姿を多くのファンが心待ちにしている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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