「世界水泳シンガポール2025」が8月3日に閉幕。1日に行われた女子50mバタフライ準決勝では、日本代表の主将・池江璃…

「世界水泳シンガポール2025」が8月3日に閉幕。1日に行われた女子50mバタフライ準決勝では、日本代表の主将・池江璃花子が出場したがまさかの敗退。レース後に行われたインタビューでは、涙を見せつつも「帰るときは笑顔で、落ち込むときは一人で…」と気丈に前を向き、再起を誓う姿にファンから多数の反響が寄せられた。
本命の50mバタフライで力泳を見せた池江だったが、最後のタッチの差で決勝進出をわずか0秒05で逃した池江。レース直後に突き付けられた敗退の現実に、日本の主将はプールからなかなか水から上がれないほど打ちひしがれていた。
力なくインタビューエリアに姿を見せた池江は、冒頭から目を真っ赤にして言葉が出ない。ようやく紡いだ言葉は、「いつもいつも、いつも、こういう大事なところで失敗ばっかして…」という自分を叱責する言葉だった。「もうなんか、自分に失望したというか。もう、よくわかんないです」と続けたが、その声は震えていた。

必死に心を整えようと試みた池江だったが、「こんなにたくさんの人が応援してくれているのに、結果も出せず、恩返しもできず、本当に情けないです」と涙が止まらない。「ずっとポジティブに、ここまでやってきたつもりだったけど、もうなんか『だめだなぁ、もう自分…』という気持ちです」。
それでも競泳界の顔、日本の主将は、「帰るときは笑顔で、落ち込むときは一人で…。もう終わってしまったので、また来年頑張ります」と前を向く。最後は再起を誓った“4分半”のインタビューに、ファンからは「キャプテン上むいてください」「頑張れキャプテン」「そうだ、また来年がある!」「勇気もらってます!本当に。」と激励のコメントが多数寄せられていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)