5日に開幕する第107回全国高校野球選手権大会は4日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開会式のリハーサルがあり、岐阜代…

 5日に開幕する第107回全国高校野球選手権大会は4日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開会式のリハーサルがあり、岐阜代表・県岐阜商の選手たちも参加した。スタンドでは藤井潤作監督や上畑将部長、部員らが見守った。

 リハーサルは本番と同じ午後4時にスタート。校名を記したプラカードを先頭に、代表校が次々と入場行進。本番同様のアナウンスも流れた。

 マネジャーの関谷一希さん(3年)は「これまで一緒にやってきた選手たちが最高のパフォーマンスができるよう、もっとサポートしたい。選手たちは存分に暴れていってほしい」と話した。

 対戦校のデータ分析などをしている井上裕生さん(3年)は甲子園を「ほかの球場とは景色も雰囲気も違い、緊張を感じる」と語り、「3年生は最後の大会なので、悔いのないようにやってほしい。下級生は今後につながるので、楽しむのはもちろん全力でやって勝ってほしい」とエールを送っていた。

 開会式は5日午後4時から同球場で開かれ、午後5時半から開幕試合の創成館(長崎)―小松大谷(石川)戦が予定されている。(高原敦)