株式会社グラファイトデザイン（本社・埼玉県秩父市）は4日、日本ゴルフ協会（JGA）が創設した日本アマチュアゴルフランキ…
株式会社グラファイトデザイン（本社・埼玉県秩父市）は4日、日本ゴルフ協会（JGA）が創設した日本アマチュアゴルフランキングのネーミングライツを取得したと発表した。
都内で発表会を開き、ツアーADの最新モデルとして、すでに生源寺龍憲や内田ことこが投入する「FI」、最軽量モデル「Lia（ライア）」を紹介。続けて同社の山田拓郎代表取締役社長、JGAの池谷正成会長と山中博史専務執行役が登壇し、ネーミングライツ契約を発表した。
日本アマチュアランキングは、R＆Aが制定した世界アマチュアランキングを参考に2012年からスタート。JGA主催競技や国内ゴルフ関連団体主催競技、国際競技などを対象にアマチュア選手の成績をポイント換算し、直近1年間の獲得ポイント総計によってランキングを決める。ランキングはナショナルチームの選考にも用いられる。
今回の契約で、ナショナルチーム所属選手がグラファイトデザイン社のシャフトを使用しなければならないといった“縛り”は発生しない。チーム合宿時に同社がフィッティングを行うといったサポートも見込まれ、選手がギアに対して理解を深める効果も期待される。
山中氏はランキング運用面でのメリットも強調する。「我々はいま、年に3回くらいしかランキングを更新できていない。ランキングの価値を上げるために必要なのは、『より正確に、より早く』ということ。選手たちも迅速に自分の立ち位置が分かるようになります。その（更新頻度を上げる）ためにはお金もかかりますし、こうやってサポートをいただけることはとてもありがたい」。ランキングの正式名称や契約年数などは年内にも改めて発表する見込みとした。（編集部・亀山泰宏）
