いよいよ第107回全国高等学校野球選手権大会が5日からスタートする。開幕試合には創成館(長崎)と小松大谷(石川)が登場。…
いよいよ第107回全国高等学校野球選手権大会が5日からスタートする。開幕試合には創成館(長崎)と小松大谷(石川)が登場。昨年も甲子園に出場した高校同士の対戦となった。
注目は創成館のエース・森下 翔太投手(3年)だ。現在セ・リーグの首位をひた走る阪神の主砲と同姓同名の右腕は、最速149キロを計測する速球を武器に今夏の長崎大会で全5試合に先発し、甲子園出場に大きく貢献した。特に準決勝を完封、決勝も11回途中168球の熱投とタフネスさも持ち合わせ、本大会でも快投が期待される。
対する小松大谷もU-18日本代表候補の田西 称内野手(3年)を擁し、強力打線を形成する。田西は石川大会で打率.556、2本塁打と持ち前のバットで聖地へ導いた。5番の胡摩 結月内野手(3年)も打率.421と警戒すべき打者も多く、森下の投球が試合の勝敗を分けると言ってもいいだろう。
同校は野口 恭佑外野手、川原 陸投手ら複数のOB選手が阪神でプレーし、ゆかりのある学校として知られている。本拠地でもある聖地・甲子園で輝くことができるのか。野球ファンに聞き馴染みのある右腕の活躍に注目が集まる。