酷暑の中で山本由伸が好投。10勝目を手にした(C)Getty Images ドジャースの山本由伸が現地時間8月3日、敵地…

酷暑の中で山本由伸が好投。10勝目を手にした(C)Getty Images

 ドジャースの山本由伸が現地時間8月3日、敵地でのレイズ戦に先発登板。5回2/3を5安打無失点無四球6奪三振の内容で今季10勝目を手にした。

 初回は一死からブランドン・ローに安打を許したが、後続を空振り三振と遊ゴロに打ち取ると、2回も一死からハンター・フェドゥシアに安打を浴びたが、無失点に抑えた。

【動画】山本由伸が酷暑の中で好投!スプリットで空振り三振を奪う

 3回はテーラー・ウォールズをスプリットで空振り三振に仕留めるなど三者凡退に切って取り、4回と5回も無失点。打線が1点を先制した直後の6回、二死からキム・ハソンに安打を許したところで交代した。

 気温33度、湿度66%の酷暑の中での登板だった。山本は試合後、地元放送局『SportsNet LA』のXが公開した動画内で、「やっぱり(暑さの)影響はありましたけど、しっかり体調を整えて挑めましたし、集中して投球することができたのでいい投球につながったと思います」と振り返った。

 また、「汗の量がいつもと全然違って、何度も何度も着替えたり、ヒロさん(通訳の園田氏)のサポートで何とか乗り切りました」と、通訳の園田氏の献身的なサポートに感謝していた。

 そんな難しいコンディションの中での好投に、米スポーツ専門局『ESPN』の番組に出演するブレイク・ハリス記者は自身のXで「ヨシノブ・ヤマモトは最高だった」と綴っている。

 「やっぱり気温と湿度があったので、よりいつもより集中するように心がけて投げたので、それが今日投げ切れたことにつながった。こういった中で投げられたのは自信のひとつになったかなと思います」と山本。メジャー2年目で初の2ケタ勝利を達成し、今後もチームのエースとしての道を進んでいく。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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