山下(左）の全英優勝で渋野は復調のきっかけを取り戻せるか(C)Getty Images 米国女子プロゴルフのメジャー最終…
山下(左）の全英優勝で渋野は復調のきっかけを取り戻せるか(C)Getty Images
米国女子プロゴルフのメジャー最終戦「AIG女子オープン（全英女子）」は現地時間8月3日まで開催され、山下美夢有が後続に2打差をつける通算11アンダーで、日本勢として6人目のメジャー制覇を果たした。
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全英女子に限れば、2019年の渋野日向子以来、6年ぶり2人目の快挙。そのため、Xでは「渋野日向子」「渋野日向子以来6年ぶり日本勢」がトレンド入りした。
渋野は今大会、初日に「75」を叩き105位タイと出遅れ。2日目も5バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの「72」とスコアを伸ばせず、トータル3オーバー72位タイ。カットラインに1打及ばず、3年連続の予選落ちに終わった。
それでも、山下の快挙には、自身のインスタグラムのストーリーズを更新し、「さいっっっこうだ。おめでとうございますみゆうさん」と笑顔の絵文字を添えて祝福した。
6年前はプレーだけでなく、愛くるしい笑顔で観衆、視聴者を魅了し「スマイルシンデレラ」の愛称が定着した。ただ、国内ツアーでは2019年に4勝、2021年に2勝したが、海外ツアーは全英女子の1勝だけ。24年の全米女子オープン2位など、メジャー大会では存在感を示すも、スイング改造に伴う負担やケガなどでも苦しみ、安定感を欠く日々が続いている。
そんな中での山下の優勝。ファンの中には「これでしぶこちゃんも肩の荷が降りてゴルフエンジョイ出来そう」「これで渋野もスマイルシンデレラの呪縛から解放されたら…」「ここ数年悩んでいたと思うけど、少し落ち着くんじゃないかな？」「何か吹っ切れるきっかけになれば」と復調を願う声が上がった。
6年間、ただ一人で背負い続けた「全英女王」の看板。重圧を解き放ち、再び輝きを取り戻せられるか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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