第107回全国高校野球選手権大会の組み合わせ抽選会が3日、大阪市北区のフェスティバルホールであり、山口代表の高川学園は…

 第107回全国高校野球選手権大会の組み合わせ抽選会が3日、大阪市北区のフェスティバルホールであり、山口代表の高川学園は、大会第6日の第3試合で、富山代表の未来富山と対戦することが決まった。日程が順調に進めば、試合開始は10日午後4時15分の予定。

 午後2時に始まった抽選会。開幕試合の2校を除く47の出場校が次々に札を引いていった。「準備を整え、体力を温存するためにも2回戦からの対戦カードを当てたい」との思いを込め、遠矢文太主将(3年)が引き当てたのは「18―A」。狙い通り、2回戦で未来富山と戦うことになった。

 暑さ対策のため、今大会は午前と夕方に分けて実施する「2部制」の日程を初日から6日間に拡大。午後4時15分開始予定の未来富山戦は夜間帯にもつれこむ可能性もある。

 松本祐一郎監督は「ナイターになっても本来の力が発揮できるよう、これから準備したい」。

 遠矢主将は「山口大会の疲れもなく、チームの状態はいい。一戦必勝。しっかり勝ちきりたい」と闘志を燃やしていた。(三沢敦)