全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は3日、新たに体操競技、ハンドボールが始まり、計12競技が5県で行われた。…

 全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は3日、新たに体操競技、ハンドボールが始まり、計12競技が5県で行われた。大阪府勢は、ボクシング男子で興国の藤木勇我選手(ライトウエルター級)と松浦誠生也選手(ミドル級)がともに優勝した。卓球女子団体は四天王寺が準優勝した。なぎなた個人は関西福祉科学大の松井花香選手が準優勝し、清教学園の西内葵衣選手は準決勝で敗れた。

 卓球女子団体で、2023年まで10大会連続優勝した実績がある四天王寺は、決勝で星槎国際横浜(神奈川)に逆転で敗れ、2年ぶりの優勝を逃した。

 四天王寺は、シングルスで2勝して先行。続くダブルスは、個人戦のダブルスを制した相手のペアに1ゲームを先取して優位に立ったが、逆転で落とした。その後、シングルスの2戦は勢いづいた相手に1ゲームも取れずに圧倒された。

 四天王寺の萩原怜奈主将(3年)は「劣勢になっても向かってくる相手に対して守りに入ってしまった。力を出し切れずショック」と悔しさをにじませた。