全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は3日、新たに体操競技、ハンドボールが始まり、計12競技が5県で行われた。…
全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は3日、新たに体操競技、ハンドボールが始まり、計12競技が5県で行われた。
弓道女子団体では宇部フロンティア大香川(山口)が初優勝した。
宇部フロンティア大香川は弓道女子団体で初優勝を果たし、昨年の弓道男子団体に続く快挙を成し遂げた。
決勝戦では、監督の「先に打つ」という戦略通り、相手よりも先に射終わり、三戸なつめ主将(3年)は勝敗を分ける相手の一射一射を見守った。
優勝が決まった瞬間、涙がこみ上げてきた。競技中に感情を出してはいけないと懸命に我慢したが、会場を出た瞬間、涙があふれ出した。
夜遅くまで練習していた自分に手紙とアメを置いてくれた前主将の背中を追い続けた。主将を引き継いだ時には不安もあったが、やりきることができた。「弓道をする前は特技もなく自分に自信がなかったけど、得意って言えるものができた」と笑顔を見せた。