◇米国男子◇ウィンダム選手権 最終日(3日)◇セッジフィールドCC (ノースカロライナ州)◇7131yd(パー70)キ…

7度の2位を経て初優勝を手にしたキャメロン・ヤング

◇米国男子◇ウィンダム選手権 最終日(3日)◇セッジフィールドCC (ノースカロライナ州)◇7131yd(パー70)

キャメロン・ヤングが涙の初優勝を飾った。5打のリードを持って出ると、1番でボギー先行も2番から5連続バーディ。「68」で2017年のヘンリック・ステンソン(スウェーデン)、19年のJ.T.ポストンと並ぶ大会最少258ストローク(通算22アンダー)にまとめ、後続に6打差をつけた。

28歳のヤングはこれがツアー94試合目。1983年以降では未勝利選手として最多7度の2位と届きそうで届かなかったタイトルをつかみ、PGAツアーで通算1000人目の初優勝者となった。

マック・マイスナーが16アンダー2位、マーク・ハバードアレックス・ノレン(スウェーデン)が15アンダー3位で並んだ。

ツアーは今大会でレギュラーシーズンを終了。フェデックスカップポイントランキング上位70人が出場する次週「フェデックス セントジュード選手権」(テネシー州TPCサウスウィンド)から全3試合のプレーオフシリーズに入る。

アマチュアのジャクソン・コイヴン、前年覇者のアーロン・ライ(イングランド)とともに14アンダー5位でフィニッシュしたクリス・カークはポイントランク73位から61位に浮上。トップ70圏外で最終戦を迎えた選手ではただ一人、プレーオフシリーズに滑り込んだ。

21位スタートの松山英樹は5バーディ、2ボギーの「67」で回り、通算10アンダー19位でフィニッシュ。ポイントランクを23位から21位に上げてレギュラーシーズンを終え、次週からのプレーオフシリーズでトップ30による最終戦「ツアー選手権」(21日~/ジョージア州イーストレイクGC)進出を目指す。