ジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)は「エルステ・バンク・オープン」で、「ネクストジェネレーション・ATPファイナルズ」の出場が決定しているカレン・カチャノフ(ロシア)と対戦し、1セット先行されながらも6-7(2)、6-4、6-3の逆…

ジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)は「エルステ・バンク・オープン」で、「ネクストジェネレーション・ATPファイナルズ」の出場が決定しているカレン・カチャノフ(ロシア)と対戦し、1セット先行されながらも6-7(2)、6-4、6-3の逆転勝利を収め、「ATP・ファイナルズ」出場に望みを繋いだ。

第2セットのブレークでゲームカウントを5-4としてからツォンガは波に乗り、第3セットではカチャノフから2回ブレークを奪い2回戦へ進出した。

去年の大会で決勝まで進出したツォンガは、「ATPファイナルズ」出場権獲得レースで現在2,055ポイントの15位。暫定の出場最終枠に位置するパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)との差は595ポイントだ。

ツォンガはまだ出場枠に滑り込む可能性があるとATP公式サイトが報じている。ツォンガより上位で出場権を争っている選手で、同大会に参加しているサム・クエリー(アメリカ)とケビン・アンダーソン(南アフリカ)は、2人とも初戦で敗退。さらにツォンガはインドアで今シーズン17勝2敗の好成績をあげているからだ。

ツォンガは次戦で、先週の「クレムリン・カップ」で自身2個目のツアータイトルを獲得したダミアー・ジュムホール(ボスニア・ヘルツェゴビナ)と対戦。ジュムホールは1回戦で、その「クレムリン・カップ」決勝で戦ったリカルダス・ベランキス(リトアニア)とわずか4日後に再戦し連勝を飾っていた。

「ATPファイナルズ」出場をかけた争いもいよいよ終盤。誰が出場権を勝ち取るか目が離せない。(テニスデイリー編集部)※写真は「エルステ・バンク・オープン」で2回戦に進出したツォンガ(デビスカップのときのもの)

(Photo by Jean Catuffe/Getty Images)