◇国内男子◇リシャール・ミル チャリティトーナメント 最終日(3日)◇能登カントリークラブ (石川)◇7142yd(パ…
◇国内男子◇リシャール・ミル チャリティトーナメント 最終日(3日)◇能登カントリークラブ (石川)◇7142yd(パー72)◇晴れ(観衆2126人)
優勝スコアに12打差の37位で終えた長野泰雅が、18番(パー5/558yd)にかけられた「ツアーホール賞」を獲得して1600万円のビッグボーナスをゲットした。順位による賞金45万6000円の約35倍にあたる額だ。
対象は、大会4日間における18番の最少スコア選手。長野は初日にイーグルを決め、予選カット上で決勝ラウンドに進んだ3日目にバーディを奪った。最終日を前に、通算3アンダーで7人が並ぶ大混戦。トップの選手が複数になれば均等割りなるだけに、最終日は「ひとりで獲りたくて、もうピンしか狙っていなかった」と果敢に攻めて再びイーグルを奪い、後続を1打差で振り切った。
残り250ydから18度のUTで打った一打をピンそば2mにつけ、カップに放り込んだ。「前の組を見たら(出水田)大二郎さんがバーディで(18番の通算)4アンダーになっていた」だけに気合が入った。今週までのシーズン出場9試合で稼いだ1393万8052円より高額の賞金獲得に「めっちゃうれしい」と歓喜。獲得賞金の使い道は「時計を持っていないので買いたいけど、(リシャール・ミルの製品には)届かないかな」とおどけつつ、「毎週でとは言わないけど、こういうのがあれば盛り上がる」と主催者のはからいに感謝した。
今回のツアーホール賞は、火曜日のプロアマ表彰式で行われたチャリティオークションの収益によって設定された。出品物には、大会主催のリシャール・ミル ジャパンと契約を結ぶ宮里優作が2017年「全英オープン」から着用してきた時計があった。
2024年1月1日に震災に見舞われた能登半島の復興をテーマに行われた今大会では、リシャールミル財団(RM財団)から1105万6472円が石川県、こども食堂支援センターむすびえ、NPO法人カタリバに寄付された。選手会からも賞金総額の5%となる500万円を石川県に寄付した。
<本大会での寄付金詳細>
1)賞金総額5%:選手会から石川県へ500万円
2)開幕前に行われたペアマッチ最終日のバーディ(124個)・イーグル数(1個)×1万円:RM財団から石川県へ125万円
3)ホールインワンチャレンジホールに募金箱設置:RM財団から石川県に44万2,410円
4)コース内募金箱設置 全5カ所:RM財団から石川県に136万4,062円
5)RM財団から500万円を各団体に寄付:認定NPO法人全国こども食堂支援センターむすびえ、認定NPO法人カタリバ