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 2025-26シーズンのイースタン・カンファレンスは、開幕前から混戦模様となっている。というのも、昨シーズンにNBAファイナルへ進出したインディアナ・ペイサーズの司令塔タイリース・ハリバートン、2024年の王者ボストン・セルティックスの得点源ジェイソン・テイタムが、いずれもアキレス腱断裂のため開幕から不在だからだ。

 ハリバートンは今シーズンの全休が発表されていて、テイタムは復帰する可能性こそあるものの、レギュラーシーズンの大部分を欠場する見込み。そのため、ペイサーズとセルティックスが上位争いへ参戦できるかは微妙と言わざるを得ない。

 そうした中、先日『NBA.com』へ2025-26シーズンにおけるイースタン・カンファレンスのトップ10プレーヤーが公開された。トップに立ったのはミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボ。2度のシーズンMVPに加えてファイナルMVP、最優秀守備選手賞にも選ばれた実績を持つ男は、30歳でキャリアの全盛時にある。現在7シーズン連続でオールNBAファーストチーム入りしていて、3シーズン連続で平均30.0得点、11.0リバウンド、5.5アシスト、フィールドゴール成功率55.0パーセントをクリアしている。

 続いて2位に入ったのは、昨シーズンにニックスをカンファレンス・ファイナルへ導いたジェイレン・ブランソン。28歳のオールスターガードは、今シーズンもニックスの得点源を務めることが期待されている。

 アデトクンボ、ブランソンとともにトップ3を形成するのはクリーブランド・キャバリアーズのドノバン・ミッチェル。昨シーズンにイースト1位の64勝18敗を残したチームで、28歳のトップスコアラーは今シーズンもファーストオプションとして大暴れすることだろう。

 先日『NBA.com』へ公開された、2025-26シーズンにおけるイースタン・カンファレンスのトップ10プレーヤーは下記のとおり。なお、スコッティ・バーンズ(トロント・ラプターズ)、バム・アデバヨ(マイアミ・ヒート)、タイリース・マクシー(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)が惜しくも落選となった(※以降チーム名は略称)。

■2025-26シーズンのトップ10プレーヤー(イースト編)


1位.ヤニス・アデトクンボ(バックス)

2位.ジェイレン・ブランソン(ニックス)

3位.ドノバン・ミッチェル(キャバリアーズ)

4位.パオロ・バンケロ(マジック)

5位.ケイド・カニングハム(ピストンズ)

6位.ジョエル・エンビード(シクサーズ)

7位.エバン・モーブリー(キャバリアーズ)

8位.ジェイレン・ブラウン(セルティックス)

9位.カール・アンソニー・タウンズ(ニックス)

10位.トレイ・ヤング(ホークス)

【動画】昨シーズンにアデトクンボが決めたベストプレー集をチェック!