◇国内男子◇リシャール・ミル チャリティトーナメント 最終日(3日)◇能登カントリークラブ (石川)◇7142yd(パ…

3年ぶりのタイトルを3打差逆転で手にした池村寛世

◇国内男子◇リシャール・ミル チャリティトーナメント 最終日(3日)◇能登カントリークラブ (石川)◇7142yd(パー72)◇晴れ(観衆2126人)

池村寛世が鮮やかな逆転で2022年「ASO飯塚チャレンジド」以来となるツアー通算3勝目を飾った。

3打差3位から、2つ伸ばして迎えたサンデーバックナインで圧巻のプレーを披露。13番でこの日4つ目のバーディを奪うと、ロングパットを流し込んだ14番(パー5)のイーグルで単独首位に浮上。勢いを止めずに15番は奥からチップインバーディを決め、16番も長い距離を沈めて獲った。初日に続くノーボギーラウンド「64」で、4日間72ホールで喫したボギーは2つだけ。通算24アンダーまで伸ばし、ライバルを振り切った。

優勝インタビューでは「ビッグスコアの出るコースなのでチャンスはあると思った」と話し、「すべて上手くいったような感じだった」という後半のチャージで逆転を呼び込んだ。今週もバッグを預けた妻・琴音さんと2024年に結婚してからの初タイトルであることを向けられ、「そうですね」と笑顔。22位につけていた賞金ランキングは10位に浮上し、「中盤戦で良いタイミングで勝てたので、賞金王争いも頑張りたい」と意気込みを示した。

初日から3日目まで首位を守ってきた河本力は「69」と伸ばしきれず、22アンダー2位。2022年「バンテリン東海クラシック」以来の3勝目はならなかった。

最終組を回った古川龍之介は福島県出身選手として初優勝には届かなかったが、21アンダー単独3位でツアー自己ベストフィニッシュ。賞金ランキング1位を走る生源寺龍憲が、25位スタートからこの日のベストスコア「63」をマークして20アンダー4位。米澤蓮川上優大も同順位に並んだ。蝉川泰果が19アンダー7位。

2連続バーディで飛び出した石川遼は「70」にとどまり、川村昌弘らと同じ15アンダー22位。今季国内ツアー8試合の出場でトップ10入りがない。

<最終成績>
優勝/-24/池村寛世
2/-22/河本力
3/-21/古川龍之介
4T/-20/生源寺龍憲米澤蓮川上優大
7/-19/蝉川泰果
8T/-18/比嘉一貴下家秀琉、詹耀淳
11T/-17/谷原秀人堀川未来夢小斉平優和清水大成岡田晃平

結婚後の初優勝 次回に期待しますよ 健闘の3位 バーディ締めで20アンダー 15アンダーでフィニッシュ