◇国内男子◇リシャール・ミル チャリティトーナメント 事前◇能登カントリークラブ (石川)◇7142yd(パー72)ミ…
◇国内男子◇リシャール・ミル チャリティトーナメント 事前◇能登カントリークラブ (石川)◇7142yd(パー72)
ミズノの見慣れないマッスルバックアイアンをツアー会場で見つけた。その名も「Mizuno Pro S-1」。平田憲聖や杉浦悠太らが使用している鍛造キャビティモデル「S-3」が人気だが、その兄弟モデル。S-1の「S」はシグニチャー(Signature)の頭文字。同社のアイアンの象徴でもあるマッスルバック、まさに本命の登場だ。
パッと見て驚くのは、バックフェースのデザイン。バックリと溝が入っている。「チャネルバック」と呼ばれる構造で「重心位置を安定させ、打感を損なわずに縦の打点ブレをなくす」という触れ込み。往年のミズノファンなら、MPモデルに採用されていたカットマッスルデザインを思い出すのではないか。
アドレスビューはいかにも「ミズノのマッスルバック」でシュッとした和顔だが、実はフェースの裏側にこうした“機能”が盛り込まれているわけだ。S-3に使われている「S25CM」という鉄の素材も採用。その打感の柔らかさは、想像に難くない。
ちょうど今週から全世界でローンチが始まり、海の向こうでは契約選手のルーク・ドナルド(イングランド)らがテストしているという。国内ではマッスルバック好きの、大嶋港、古川雄大、武藤俊憲らがテストする予定。7番アイアンで34度といかにもマッスルバックのロフト設定だ。
選手の試打の反応など製品のさらなる情報が入り次第、また報告したい。(石川県宝達志水町/服部謙二郎)