3日、第107回全国高校野球選手権大会の抽選会が行われる。既に開会式後に予定されている開幕試合の抽選が行われ、小松大谷(…
3日、第107回全国高校野球選手権大会の抽選会が行われる。既に開会式後に予定されている開幕試合の抽選が行われ、小松大谷(石川)と創成館(長崎)に決まった。残る47校の対戦カードがこの日決定し、大会への機運も高まっていく。
昨夏の甲子園抽選会を振り返ると、初戦から名門対決が実現した。優勝候補にも挙げられていた大阪桐蔭は、初戦で興南(沖縄)と激突。ともに春夏甲子園連覇を達成した高校同士の対決に注目が集まった。試合は大阪桐蔭の先発の中野 大虎投手(当時2年)が、9回4本で完封勝利を挙げ、西谷浩一監督が節目となる甲子園通算70勝を達成した。
また戦国千葉を勝ち上がった木更津総合(千葉)と3季連続での出場となった神村学園(鹿児島)の一戦も注目された。中盤以降に点の取り合いとなった試合は、神村学園が8対5で勝利。木更津総合も3番手で登板した川端 勝利投手(当時2年)が最速148キロを計測して1回無失点に抑え、インパクトを残した。
昨夏の大会で旋風を巻き起こした大社(島根)は、初戦で2年連続選抜大会準優勝を成し遂げいた報徳学園を撃破。その勢いのまま創成館、早稲田実(西東京)と甲子園常連校を次々に倒し、ベスト8進出を果たした。
今年の甲子園はどんなドラマが待っているのか。その命運を握る抽選会は、14時からスタートする。