インスタグラムのストーリーズに悲痛な思いを記した池江璃花子(C)Getty Images シンガポールで開催されている「…

インスタグラムのストーリーズに悲痛な思いを記した池江璃花子(C)Getty Images

 シンガポールで開催されている「世界水泳」の競泳日本代表主将を務める池江璃花子が8月2日、自身のインスタグラムのストーリーズを更新。苦悩の胸の内を赤裸々に明かした。

 練習場とみられるプールでピースサインを見せる池江。しかし、記されている言葉は重かった。

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「考えても、願っても過去のことは変えられないから あんまり言いたくないけど 病気にさえなってなければ こんなに苦しむことはなかったのかなって ずっと考えて来たこの数年間、そして今日」

 2015年に初めて日本代表入りし、翌年のリオ五輪に16歳で出場。数々の日本記録を打ち立てたエースは、2019年に白血病を公表後、過酷な闘病を乗り越えて第一線に復帰し、21年の東京、24年のパリ五輪で日本代表入りした。だが、今回の世界水泳を含め、病前のパフォーマンスを取り戻せず、もがき苦しんでいる。

 それでも、SNSを通じて多数の激励があったようで「悔しくていまだに整理ついてないけど 皆さんからたくさんメッセージ来てて、それを見て、私はまだ闘い続けたいし、強くなりたいと思いました。みんなのせいで、もう目がパンパンです…」と泣き腫らしたことを打ち明け、「みんなありがとう 後2日、キャプテンとして全うしたいです! Go! ニッポン」と結んだ。

 このストーリーズに対して、ファンは池江の過去の投稿に返信する形で「私は池江さんが生きてるだけで嬉しい。病気になった事を恨まないでくださいね」「立ち上がって再起した姿はどれだけの人を力付けたか計り知れません」「リカコちゃんの強さと笑顔、いつもありがとう」「ご本人の信じる道が必ず報われる事を祈っております」といった温かい声が寄せられた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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