第107回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催)に向け、群馬代表の健大高崎の選手らが2日朝、甲子園…

 第107回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催)に向け、群馬代表の健大高崎の選手らが2日朝、甲子園へ向けて出発した。JR高崎駅では出発式があり、加藤大成主将(3年)は「甲子園ではより厳しい戦いになると思いますが、一戦一戦しっかり準備して戦っていきたい。目標の日本一を必ず取って、群馬に帰りたいと思います」と決意を語った。

 青柳博文監督は「部員109名の力を結集して、なんとしても悲願の夏の優勝旗に高崎に持って帰ります。ご声援よろしくお願いします」と述べた。

 富岡賢治・高崎市長は「群馬大会で見た気迫とガッツでやればまた大活躍する。高崎市民、群馬県民は期待してるから、ベストを尽くして頑張ってください」と激励。選手らは駅員や保護者らの声援を受けながら、新幹線に乗り込んだ。この日午後、選手らは大阪市中央区の宿舎に到着し、関西群馬県人会のメンバーらに出迎えられた。(中沢絢乃)