5日に開幕する第107回全国高校野球選手権大会に出場する西日本短大付の選手たちが2日午後、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場…

 5日に開幕する第107回全国高校野球選手権大会に出場する西日本短大付の選手たちが2日午後、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で練習に臨んだ。キャッチボールをしたりそれぞれの守備位置でノックを受けたりと、約20分間グラウンドの感覚を確かめた。

 チームは3季連続の甲子園出場。選手たちは「ナイスボール」などと笑顔で声を掛け合い、リラックスした様子で練習していた。

 主将の小川耕平選手(3年)は「春の選抜でもここでプレーしたが、やはり夏の甲子園は雰囲気が全く違う。広い球場を見渡して、ここが聖地なんだと改めて感じた」。エースの中野琉碧投手(3年)は、「落ち着いた気持ちで楽しく練習できた。この調子で優勝を狙いたい」と笑顔で話した。(山本達洋)