「世界水泳シンガポール2025」が8月1日に行われ、男子3m飛板飛込でメキシコのオスマル・オルベラ イバラ選手が中国勢…

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 「世界水泳シンガポール2025」が8月1日に行われ、男子3m飛板飛込でメキシコのオスマル・オルベラ イバラ選手が中国勢の牙城を崩し、529.55点で初の金メダルを獲得した。最終6本目の演技では最高難度の技を決め切り、場内からはこの日一番の大歓声が沸き起こっていた。

【映像】圧巻の2.5秒間!猛追振り切った圧巻演技

 メキシコのオルベラ イバラが、中国勢の猛追を振り切る圧巻の演技を見せつけた。5本目を終えた時点で1位に立っていたオルベラ イバラは、最終演技で『5156B』(前宙返り2回半3回捻り)に挑戦した。

 『5156B』は、難易度3.9と最も難しいレベルに部類されている。“飛込王国”とも言える中国勢の曹縁選手、王宗源選手が後ろに迫っていることもあり、ハイリスク・ハイリターンの技に挑んだようだ。

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 わずか2.5秒ほどの一瞬の演技ながら、完璧なにねりと回転、ノースプッシュの入水を決め切ったオルベラ イバラ。場内からは、地鳴りのような歓声が沸き起こっていた。

 これには、解説を務めた2001年世界水泳、2006年アジア競技大会の同競技でそれぞれ銅メダルを獲得した寺内健氏と実況の柳下圭佑アナは、「素晴らしいー!ヤハハハハハー!」と興奮を隠せない様子。オルベラ イバラも勝利を確信したように、水面から顔を出すと同時に渾身のガッツポーズを披露した。

 この演技の得点は97.50。中国勢との激戦を制し、合計529.55点で初の金メダルを獲得した。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)