◇国内男子◇リシャール・ミル チャリティトーナメント◇能登カントリークラブ (石川)◇7142yd(パー72)テーラー…
◇国内男子◇リシャール・ミル チャリティトーナメント◇能登カントリークラブ (石川)◇7142yd(パー72)
テーラーメイドが6月からツアーで展開を始めていた新ウェッジ、「MG PROTO」がついにベールを脱いだ。やはりというかなんというか、モデル名は「MG5」だった。2年おきに発売される「MILLED GLINDシリーズ」の5作目だ。
「MG PROTO」と見た目はほぼ変わらず、違うのはバックフェースのデザインのみ。中央部にお馴染みのMGマークが入る。「PROTO」と「5」の中身は全く同じもののようだ。ネックにはFORGEDの文字が入った、軟鉄鍛造モデル。
58度と60度にはソールが7種類あり、LB、LV、SB、SC、SX、HBに加えタイガー・ウッズが好むTWソールもラインアップ。PROTOではロブウェッジのみの展開だったが、MG5では46、48、50、52、54、56度(54度と56度もソールバリエーションは多数あり)と各ロフトもそろう。60度の「MG PROTO」を入れていた新村駿は、46、50、56、60度の4本を早速新しいMG5にスイッチした。ショートゲーム巧者の石坂友宏も、今週から52、58度のスイッチを決めた。
契約プロの間で早くも評判の高いウェッジ。やはり今回の目玉はフェースの溝だろう。フェース面のグルーブはザラザラとしていていかにもスピンがかかりそう。さらによく見ると、溝の切れ目がMG4と違い鋭角に(MG4は丸)。こうした溝の進化が「食いついて、ゆっくりと出る」(新村)というプロの評価につながっているのは間違いない。
気になる値段や発売日などの詳細は、また情報が入り次第報告したい。(石川県宝達志水町/服部謙二郎)