◇国内男子◇リシャール・ミル チャリティトーナメント 3日目(2日)◇能登カントリークラブ (石川)◇7142yd(パ…

ホールインワンを含む3イーグルと猛チャージ。蝉川泰果が3打差3位で最終日へ

◇国内男子◇リシャール・ミル チャリティトーナメント 3日目(2日)◇能登カントリークラブ (石川)◇7142yd(パー72)◇

蝉川泰果は直前の2ホールで狙いよりも右にショットが行ったことを踏まえ、「左に振り抜こう」とPWで打った前半4番(パー3)でツアー2度目のホールインワンを決めた。手応えたっぷりの一打はピン奥1mほどに落ち、バックスピンしてカップイン。人生では4度目のエース達成となった。

序盤のスーパープレーで弾みをつけて、蝉川はさらに加速。6番(パー5)では257ydの2打目を3Iでグリーン近くまで運び、60度のウェッジでチップインイーグルを奪う。8番でバーディを獲って「30」で折り返すと、2オンに成功した後半14番(パー5)で10m以上を沈めてこの日3つ目のイーグルとした。1ラウンドでの3イーグルは、記録が残る1985年以降で最多タイ(史上9人目)。「プライベートを入れても、いままで3イーグルはあったかな…。たぶん2イーグルまで」と記憶をたどった。

ツアー2度目、人生では4度目のエース達成

今年は6月のメジャー「BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」で2季ぶりの優勝を遂げたが、当時からゴルフの状態は「あまり良くない」という。2月の米下部コーンフェリーツアー出場中に、背中側の肋骨3本を疲労骨折していたことが判明。「まだ突っ張り感はあるけど、スイングして感じる痛みはだいぶなくなってきた」と回復傾向にはあるが、今なおショットの状態を上げている最中。「ラッキーもあったり、パットで見せるゴルフが多かった」と懸命にスコアメークを続けている。

3イーグル、3バーディの「63」とビッグスコアを出せた要因について、「ショットがすごく良くなったのと、昨日より0.5度ロフト角を立てたパターがしっかり入ってくれた」と分析した。前日には青木瀬令奈らを指導する大西翔太コーチから練習場で助言をもらった。「スイングプレーンよりも、メンタル的に『もっと信じて打ったら変に曲がることもないんじゃない』と言われた」ことを意識したことで、好ショットが増えたという。

身体に違和感を残しながらもショットを仕上げてきた

身体の状態を探りながらでも通算16アンダーまで伸ばし、首位と8打差の26位から3位にジャンプアップ。3打差に迫って最終日を迎える。「ここまで来たら優勝を狙っていきたい。しっかり集中して回り切りたい」。伸ばし合いのコースで底力を発揮する時だ。(石川県宝達志水町/石井操)