第107回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催)に岡山代表として出場する岡山学芸館の選手たちは1日…
第107回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催)に岡山代表として出場する岡山学芸館の選手たちは1日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で練習をした。
割り当ては20分間。このうち約15分間を守備練習にあてた。選手たちは元気よくグラウンドに飛び出すと、内野と外野に分けてノックを受け、グラウンドの感触を確かめた。
外野は一塁線や三塁線への打球のクッションボールの処理のほか、内野との中継プレーの確認を繰り返した。明楽大瑶外野手(3年)は「打席からの打球が見えづらく感じた。甲子園特有の風もあったので気をつけたい。本番では守備から入って一戦一戦勝ちに行きたい」と話した。
グラウンド整備をする最後の5分間を使って、投手陣がマウンドから代わる代わる、捕手を座らせて数球ずつ投げた。エースの青中陽希投手(3年)は岡山大会決勝後、本格的な投球練習は初めてという。「他の球場とは違う独特な雰囲気。マウンドが高めだったので、適応しながらベストな投球をしたい」と気を引き締めた。
練習後、選手たちはいったん学校に戻った。国近泰獅主将(3年)は夕方から開幕戦の対戦カードを決めるオンライン抽選会に参加した。(上山崎雅泰)