◇女子メジャー最終戦◇AIG女子オープン(全英女子) 2日目(1日)◇ロイヤルポースコール(ウェールズ)◇6580yd…
◇女子メジャー最終戦◇AIG女子オープン(全英女子) 2日目(1日)◇ロイヤルポースコール(ウェールズ)◇6580yd(パー72)
「前半が終わって、結構気持ちが折れていたかも」と急降下を止められなかった。首位から出た岡山絵里がバーディなしの9ボギー「81」で通算4オーバーで予選落ち。7年ぶりに出場した「全英女子オープン」は激動の2日間だった。
初日はショットでチャンスを作り、「67」で回って首位。風が強まった午後3時にティオフした2日目も、ショットは良いのにグリーン上で苦戦した。「全然思ったところに打てていなくて、1mくらいを4回外した」とパット数は39。強い海風に向かって打つ1番は、3打目で2mに乗せながらパーパットを外してボギー発進。2番もボギーとすると、3番で短いバーディパットを外して「そこから迷宮入りしました」と感覚が狂った。
4番から3連続ボギーをたたくなど、前半で6つ落とした。後半も3ボギーをたたいてブレーキを掛けられなかった。「ティショットがそんなに悪くなかったから、もったいない」と悔やんだが、メジャーで通用するショット力は証明できた。
強風の中でもこの日のフェアウェイキープ率78.57%(11/14)、パーオン率66.66%(12/18)をマーク。「良い経験にはなりました」と7年ぶりの全英に幕を下ろした。帰国したらすぐに、国内女子ツアー「北海道meijiカップ」(8~10日/札幌国際CC島松C)に出場する。「生かせるように、頑張る」とメジャーの経験値を持って北海道に乗り込む。(ウェールズ・ポースコール/谷口愛純)