海外G1勝ち馬2頭の半弟となるグラヴィス(牡4、栗東・矢作芳人厩舎)が、土曜中京6Rの日進特別で待望の3勝目を狙う。…

 海外G1勝ち馬2頭の半弟となるグラヴィス(牡4、栗東・矢作芳人厩舎)が、土曜中京6Rの日進特別で待望の3勝目を狙う。

 グラヴィスは父ハーツクライ、母ラヴズオンリーミー、母の父Storm Catの血統。半兄のリアルスティールは16年のドバイターフの覇者で、種牡馬としても活躍中だ。また、半姉のラヴズオンリーユーは19年のオークス、21年のクイーンエリザベス2世C、BCフィリー&メアターフ、香港Cと国内外のGIを4勝。さらには他のきょうだいも優秀で、ラングレー、プロディガルサン、ラヴユーライヴが平地でオープンまで出世している。

 ここまで18戦2勝。今年1月にダート初挑戦で1勝クラスを卒業。しかし、2勝クラスに昇級後は6戦して3着が最高だから、やや苦戦傾向にある。今回は久しぶりの1800mがどう出るか。何とか浮上のきっかけを掴みたい一戦となる。