コンフォートとコールはプラトーン起用か(C)Getty Images ドジャースはトレード期限の7月31日、先発右腕のダ…

コンフォートとコールはプラトーン起用か(C)Getty Images
ドジャースはトレード期限の7月31日、先発右腕のダスティン・メイをレッドソックスへ、外野手のジェームズ・アウトマンをツインズへトレードで放出した。
メイの代わりに22歳有望株のジェームズ・ティブス、ザック・エールハード、アウトマンの代わりにはツインズからリリーフ右腕のブロック・スチュワートを獲得した。
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さらにナショナルズから若手の有望投手2名と引き換えに30歳の外野手であるアレックス・コールを獲得。ドジャース専門メディア『Dodgers Way』は、コールについて「私たちが待ち望んでいたコンフォートの代役となるかもしれない。コンフォートは文字通り野球界で最も打撃の悪い外野手の一人なので、誰が代役になっても改善されるだろう」と綴っている。
右打ちの外野手であるコールは今季、打率.274、3本塁打、26打点をマークしている。米メディア『The Athletic』のファビアン・アルダヤ記者によれば、コンフォートが7月の打率.273、3本塁打、7打点、OPS.827と、復調の兆しを見せていることから、コールとプラトーンで起用する可能性があるという。
それでも、同メディアは「ドジャースがオフシーズンに1700万ドル(約25億円)を投じて獲得した選手をプラトーンで起用しなければならないのは、依然として残念なことだ」としつつ、コールに対しては「堅実な守備の外野手であり、打席ではジェームズ・アウトマンよりも優れた外野手と言えるだろう」と伝えている。
ドジャースは万能型の外野手を獲得し、32歳のコンフォートとの併用で後半戦を乗り越える覚悟のようだ。もしくはコールがコンフォートから完全にポジションを奪い獲る可能性もある。今後の外野争いにも注目だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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