2015年大会の抽選会は、こんな感じで。写真は当時のNZ代表主将、リッチー・マコウ。(写真/Getty Images) これからの1年間、テストマッチの重みがさらに増す。来春のワールドランキングが、2019年ワールドカップの組み合わせに影…

2015年大会の抽選会は、こんな感じで。写真は当時の
NZ代表主将、リッチー・マコウ。(写真/Getty Images)


 これからの1年間、テストマッチの重みがさらに増す。来春のワールドランキングが、2019年ワールドカップの組み合わせに影響するからだ。
 ワールドラグビー(世界のラグビーの統括機関)は5月11日、2019年に日本で開催されるワールドカップの組み合わせ抽選会を2017年5月におこなうことを明らかにした。抽選会は来年6月のウインドウマンス(国際交流期間)の前に、大会開催国の日本でおこなわれる予定だ。

 すでに次大会への出場権を持っているのは、2015年のイングランド大会で各プールの上位3チームに入った12の国々(ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ、アルゼンチン、ウエールズ、スコットランド、アイルランド、フランス、ジョージア、イングランド、日本、イタリア)。それらを来年5月のワールドランキングに応じて1~4位(最上位層/バンド1)、5位~8位(バンド2)、9位~12位(バンド3)と3つの層に分け、それぞれが抽選に臨む。4つのプールに振り分けられることになる。
 また、残る8枠(バンド4、バンド5)に関しては各地域予選経て出場国が決まる。現時点でその振り分けは発表されていないが、過去の実績などを考慮してやがて決定し、抽選会で各プールに振り分けられる。

 来年6月には4年に一度のブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズのツアーがおこなわれ(NZツアー)、イングランド、ウエールズ、スコットランド、アイルランドは主力が同チームに参加するため、ベストメンバーではない代表チームで同時期の国際試合を戦うことになる。5月に抽選会をおこなうのは、そういう背景も理由のひとつだろうか。

【RWC2019出場国/各地区予選】
■RWC2015プールマッチ各組上位3チーム(計12チーム)
ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ、アルゼンチン、ウエールズ、スコットランド、アイルランド、フランス、ジョージア、イングランド、日本、イタリア

■ヨーロッパ地区予選(1枠)
ヨーロピアン・ネーションズカップ(ヨーロッパ選手権)で最上位のチーム(ジョージアを除く/現在の最上位大会出場6か国はジョージア、ルーマニア、ロシア、スペイン、ドイツ、ポルトガル)がRWC 2019出場。

■オセアニア地区予選(2枠)
2016年6月から2017年にかけてホーム&アウェー方式で行われるパシフィック・トライネーションズ・チャンピオンシップ(フィジー、サモア、トンガ)の上位2チームがRWC 2019出場。

■ヨーロッパ・オセアニアプレーオフ予選(1枠)
パシフィック・トライネーションズで3位に終わったチームはホーム&アウェー方式でヨーロピアン・ネーションズカップの2位(ジョージアを除く)とプレーオフで対戦。勝者が RWC 2019出場。敗者は敗者復活トーナメントに進む。

■アメリカ地区(2枠)
カナダとアメリカがホーム&アウェー方式で戦い、得点数で勝ったチームが RWC 2019 の出場権を獲得。敗者は南米のトップチーム(アルゼンチンを除く)と対戦し、勝者がRWC 2019出場。敗者は敗者復活トーナメントへ。

■アフリカ地区(1枠)
アフリカチャンピオンシップの優勝チーム。準優勝チームは敗者復活トーナメントに進む。

※アジア・オセアニア地区のプレーオフ
アジアラグビーチャンピオンシップ最上位チーム(日本を除く)はホーム&アウェー方式でオセアニアカップ(クック諸島、パプアニューギニア、アメリカンサモア、ソロモン諸島、タヒチなど)の優勝者と対戦。 勝者は敗者復活トーナメントに進む。

■敗者復活トーナメント最終予選(1枠)
各地域からの4チームで総当たり制。首位の1チームのみがRWC2019への出場権を獲得。