2人の選手が勢いよく落ちたとは思えないほど、小さな水しぶきだった。「世界水泳シンガポール2025」17日目が7月28日…

 2人の選手が勢いよく落ちたとは思えないほど、小さな水しぶきだった。「世界水泳シンガポール2025」17日目が7月28日に行われ、男子3mシンクロ飛板飛込では中国の王宗源、鄭九源ペアが467.31点と他を圧倒し金メダルを獲得した。ラスト1本も貫禄溢れる演技でまとめると、実況を務めた寺川俊平アナからは「いやー、中国強すぎます!」と驚きの声が飛んだ。

【映像】2人が落ちたと思えないほど小さな水しぶき

 飛込競技といえば、どの種目であっても表彰台の頂点には中国がいるというほどの大国。男子3mシンクロ飛板飛込でも、その強さは不動だった。2位以下を大きく引き離しての最終演技は、難易度3.8の109C(前宙返り4回転半抱え型)。息を合わせて助走に入ると、飛込競技では日本のレジェンドとも呼ばれる寺内健氏が解説で「大丈夫だ、これは」と、全てが終わる前に成功を確信。言葉通りに高速で4回転半回ってから、きれいにタイミングを揃えて入水すると、水しぶきがほとんど出ない「ノースプラッシュ」を決めた。

 寺内氏は「助走が先端に来た、あの姿勢の時点であの2人は決めるというオーラが出ていました」と表現すると、寺川アナも「いやー、中国強すぎます!」と表現。会場もその強さを称える大きな歓声が沸き起こっていたが、鄭九源は絶対に優勝しなければいけないというプレッシャーから解放されたのか、優勝確定後に涙するシーンも見られていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)